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南 瑠衣@小笠原環境メッセンジャー[ルイいる?blog]
このblogは小笠原環境メッセンジャー@南 瑠衣が自分なりの視点で環境問題を伝える日記です。 清掃活動や環境イベントなどの様子を、随時報告します。
2008年 02月 19日 (火)
テーマ : 障害者 - ジャンル : 福祉・ボランティア
【コラム】特集:生涯、障害と向き合う~障害者の方々に出会って~

自分は今まで障害者の方の凄さを知らなかった。
いや、知ろうともしなかったのだと思う。

私はただ、弱い人間の立場の側に立って共感したりするだけの偽善者だ。

そんな自分を少し変えてくれたのが、生まれつき耳が聴こえない“しま平さん”との出会いだ。人は人との出会いで少しずつ人生が変わるのだろう。もちろん、出会いによって自分も変わる。

障害者の方々は、“常に”ご自身の障害や壁と向き合い、『戦っている』
他にも世の中の不条理な出来事や、社会の常識ってやつと『戦っている』

そんな姿を、しま平さんは切実と包み隠さず語ってくれ、私に教えてくれた。
そんなバカな?!え、ウソでしょう?というひどい事ばかりだ。

そうすると私の中の“社会”って何だろう?“常識”って何だろう?“差別”や“偽善”ってなんだろうと考えさせられた。

じゃぁ健常者は、“常に”何かと『戦っている』のか?
私は“常に”何かと『戦っている』のだろうか。
私は“常に”自身と向き合っているのだろうか。

むしろ健常者の方が、毎日、自分と向き合って常に自身の壁や障害と戦うことが少ないのではないか?と思った。(病気になって初めて健康のありがたさが判る)

毎日が当たり前のように来て、『明日がある』からいいやという感覚は危険だなと思った。
それが続くと、当たり前に当たり前が重なって、何に対しても“無関心”で『戦わなく』なるのだと思った。

『戦わなく』なった人生ほどつまらないものはない。
だって、それ以上でもそれ以下でもない。望まないのだから。
よく『ROCKに生きる』というが、あれは自分自身の考えや常識をLOCK(錠をかけず)せず、反対の(LとRは反対であるから)ROCK(揺さぶって)に生きるということである。決して、『鍵をかけて生きろ』という意味ではない。
We can open it by putting a key in the lock andturning it.(かぎを錠に差しこんで回せば、それを開くことが出来ます)。現実から目をそむけるか、もしくはバカになるか、その他大勢になるか、自分とはどこか違う遠い存在にあこがれるだけか・・・・・。

要は、多くの人が現実は現実と捉えず実現できず終る。
(だから、多くの成功者が現実はただただ夢ぞ、ただ狂えと語るのだろう)
何が違うのか?と考えたが『どれだけつらい、けれども逃げずに戦ってきているか』だと思う。

先日、川崎で見知らぬ老人に「政治家になりなさい」と薦められた。
・・・・こんなエロでエコなエゴイストの私が政治家とは世も末か?!

と思ったが、良く考えたら
政治家もエロいオヤジばかりだ
政治家もエゴイストばかりだ
と気がついた(ほら、大阪選挙中に秘所をノックしてとある横山さんが捕まったじゃないですか)

そうか!!秘書と政治家か!!!
・・・・悪くないですね。笑

話は少しそれたが、障害者の方々の、“常に”ご自身の障害や壁と向き合い、『戦っている』姿を見習いたいと、思ったのも私の“人との出会いによって変えられた”ことの1つだ。
健常者も障害者の方も生涯、障害と向き合っていかねばならない。

むしろ、障害者の方が『戦う』ような社会であってはいけない。
むしろ、健常者がもっと『戦わなくては』いけない。
【南瑠衣】
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