南 瑠衣@小笠原環境メッセンジャー[ルイいる?blog]
このblogは小笠原環境メッセンジャー@南 瑠衣が自分なりの視点で環境問題を伝える日記です。 清掃活動や環境イベントなどの様子を、随時報告します。
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2008年 03月 23日 (日)
テーマ : 世界平和 - ジャンル : 福祉・ボランティア
東京都現代美術館では、岡本太郎氏の『明日の神話』が展示されている。
『明日への神話』はメキシコにて奇跡的に発見された岡本太郎作の巨大壁画である。
この壁画の誘致をめぐって、広島・渋谷・大阪の3都市が美術館へ誘致のラブコールを贈った。
広島では原爆ドームに続く戦争を語り継ぐものとして、大阪では太陽の塔などと同様、岡本太郎作品を記念として残したいと、渋谷では駅の巨大壁画モニュメントとして、それぞれの都市が『明日の神話』の誘致先として立候補した。
その巨大な壁画の迫力はそれこそ、岡本太郎氏の「芸術は爆発だ」を連想させる。
メキシコで発見され、話題となった巨大な絵画は巨大すぎるため、空輸も困難であったため、100個以上に分割して日本に運ばれた。小さな劣化した破片なども修繕のために1つ1つ手作業で集めて細心の注意を払って運ばれた。
日本に届いたものは、時間をかけて色の補正と絵画自体の修繕を行った。
消えた線を原画を元にプロジェクターで照射し、書き写し蘇らせるなど気の遠くなる作業だった。筆先で絵画を修繕する為、筆がすぐダメになった。使われた筆は何百本ともなった。それほど気が遠くなる作業をえて、空輸された絵画をパズルのように、分割された絵画をくっつけあわせて巨大壁画として蘇らせた。
この絵画は本当に、巨大である。体育館の壁一面といっても良い。大迫力の絵画を様々な過程を経て一枚の元の絵にするという大変な作業を行ったのだろうなぁと圧巻。
岡本太郎氏『明日の神話』の当時の修復の様子もビデオで見ることが出来る。
絵画は原爆の炸裂する様子のおどろおどろしさと、明日への願い、平和への願いが隠されている。

現在、東京都現代美術館では川俣正「通路」展も開催されている。
川俣正氏は東京都芸術大学卒、パリ在住で国内外で今もっとも評価の高い芸術家とされている。その手腕は「横浜トリエンナーレ2005」でも総合ディレクターとして活躍された。
川俣正氏の作品には「木材」や「建築資材」を使った作品が多い。家を木材を打ちつけて木材で囲んでしまったり、イスを円状に教会の中に積み上げた作品、アルコール中毒者や精神疾患の患者たちも参加して木道をつくるプロジェクト、都会の隙間をみつけてそこで生活してしまうなどといったメッセージ性の強い作品をいくつもアーカイヴしてきている。

■そこで、ボランティア・スタッフに参加してみました
現在、川俣展「通路」では随時ボランティア・スタッフを募集している。
私も2回ほどお邪魔させていただいたが、和気あいあいとしており、美大生の方・社会人の方などさまざまな参加者の顔ぶれだった。共通するのは、きっかけが川俣正氏の作品であるということだ。
川俣正氏の作品資料や展示資料などをすべてまとめて取り扱うアーカイヴ・ルームが展示会場の横に設置されている。一見奥まっていてわかりにくい場所だが、アーカイヴ・ルームではそれまでの川俣作品や映像作品を自由に見ることが出来る。
ボランティアの作業としては、マスター作品のコピーをとり来場者の方にも過去の作品を見ていただく為の作業が多かった。また、作品の区分けや年代順に並べる作業などの軽作業であった。

これとは別に製作・解体スタッフなども募集している。製作スタッフはベニヤ板を打ちつけべにや板の通路を作る作業を行っていた。会期中も様々なボランティア・スタッフを募集している。展示会の会期終了後には、製作されたベニヤ板の通路の解体スタッフなども募集している。

また、川俣正展の美術館内では国内では異例のビールが飲める美術館となっている。
店長にお話を聞いた。
「東京都で2例目だったそうですよ、ほら。許可がおりなくて大変でした・・・」
そいうって、許可申請書をみせてくれた。本当だ・・第二号と書いてある!!
なかなか、美術館でビールを飲みながら作品を鑑賞する機会などないだろう。
どうどうと、昼間から東京都現代美術館の中でビールを飲め大変おいしく感じた。
美術館というと、飲食禁止、アルコール類の提供なんてご法度である。その壁を今回壊して展覧会場内でビールや飲食のできるスペースを造ったという。まさに美術館の一種のタヴーの壁を取っ払って「通路」として実現してしまった。

川俣正「通路展」はフリーパスポートがあり、それを買えば何度でも展示を見ることが出来る。展示会場にはラボと呼ばれるチームがあり、作品を常時場内で制作している。
その製作過程がアーカイヴであり、現代芸術なのだろう。
日々変わってゆき、制作をするに従い作品の出来上がってくる過程は面白い。

岡本太郎氏『明日の神話』と共に見に行かれてはいかがでしょう?
川俣正展「通路」展の会期は4月13日(日)まで。
岡本太郎氏の『明日の神話』は常設展の会期は6月29日(日)まで。
それ以降は、岡本太郎氏『明日の神話』は渋谷駅でお目見えする日を待つことになります。
渋谷に巨大壁画が行く前にゆっくりとみる良い機会だと感じます。【南瑠衣】
参照:毎日新聞 「明日の神話」東京・渋谷に設置決定
参照:明日の神話オフィシャルページ
参照:川俣正「通路」展
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コメント
この記事へのコメント
美術館でビール
こんにちは。はじめまして。
じゃむと申します。
美術館でビールが飲めるという例の第1例目は、どこのどんな展示だったのですか?
大変気になります。
そして、第3例目が又どこかで許可されると嬉しいですね!
2008/03/24(月) 19:52:19 | URL | じゃむ #-[ 編集]
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